ナルコレプシーとは?その症状と原因・解消方法のまとめ

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今回は睡眠障害のナルコプレシーという症状について、その原因と解消方法についてまとめていきます。

 

ナルコレプシーとは?

ナルコレプシーとは、ナルコ(眠り)とレプシー(発作)を組み合わせた言葉であり、直訳すれば”睡眠発作”という事になります。 睡眠の発作とはいわゆる”いきなり眠くなってしまう”状態の事。

日中において、お昼を食べた後に眠気がきたり、電車に揺られてウトウトしてしまう場合は一般的によくある事。

ですが、ナルコレプシーの場合は、大事な会議のタイミングや大切なシチュエーションであってもいきなり眠ってしまう事にあります。そして、眠った後はかなりスッキリした状態となっている事も特徴的です。

そして、この昼間にいきなり眠ってしまう事で、逆に夜の睡眠が阻害されたり、浅い睡眠となってしまうような不眠症になる場合もあります。

ナルコレプシーの代表的な症状はその名前の由来ともなっている”睡眠発作”ですが、それ以外にも特徴的な症状が現れます。

入眠時幻覚

一般的に入眠時にはノンレム睡眠(深い眠り)から入りますが、ナルコレプシーの場合はレム睡眠(浅い睡眠)から入眠するパターンが多くなります。

そしてこの入眠時に恐ろしい夢や、悪夢と呼ばれるようなものを見る傾向が高く、この状態を”入眠時幻覚”と言われています。

睡眠麻痺

レム睡眠時には筋肉は休息状態で、逆に脳が活動をしている状態。

入眠時にいきなりレム睡眠から始まるナルコレプシーの方は、脳がまだ覚醒レベルであるのに、いきなり筋肉が休息状態になってしまいます。この状態が”睡眠麻痺”と呼ばれます。

上記の”入眠時幻覚”と”睡眠麻痺”の症状のみが現れている状態がいわゆる”金縛り”となります。(悪夢:息ができないような錯覚、睡眠麻痺:体を動かすことができない)

カタプレキシー(情動脱力動作)

ナルコレプシーで特徴的なのがこのカタプレキシー(情動脱力発作)という状態です。情動とは、強く驚いたり、面白いことを指します。

そんな情動があった際に全身の力が抜ける、脱力してしまう状態です。ひどい場合には動く事ができなくなってしまう場合もあるようです。

 

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ナルコプレシーの原因

ナルコプレシーの原因のひとつに、ヒト白血球抗原型でDRB1 1501という型を持つ人に現れるという事が分かっています。

但しこの型を持つと全て現れるという事ではなく、多くの場合にこの要素プラス、ストレスがきっかけとなったナルコプレシーになりやすくなるようです。

また睡眠覚醒に関わる脳内のオレオキシンという物質の量が少ない事が原因かもしれないとされていますが、詳しい事はまだ解明されていません。

 

ナルコプレシーの解消法

まずは、その疑いがある場合には専門医(睡眠学会所属等)に相談するのが良いでしょう。

問診や、終夜睡眠ポリグラフ検査、反復睡眠潜時検査、覚醒維持検査などにより診断されます。昼間に覚醒を促す精神刺激薬などの服用や、夜間の中途覚醒を防ぐために睡眠薬などの処方がされます。

ナルコプレシーの眠気は、寝てしまうとスッキリするので、逆に積極的に昼寝をすることでスッキリしておくと精神刺激薬の投薬が減らせるようです。

また、夜中の中途覚醒も生活習慣を見直し、正しい睡眠リズムを作る事で徐々に質の高い睡眠となり、睡眠薬を徐々に減らしていける事となります。

また、多くの場合は自分自身と周囲の人々に対してのナルコレプシーの理解を求めることが大事になります。

まずは自身がその自覚を持ち、治療の必要性があることと、周囲もその症状や起こりうることを良く理解してもらえれば、本人の精神的不安も減り治療に専念しやすくなると言えるでしょう。

 

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