【睡眠薬・種類まとめ】効果時間と強さを簡単に比較してみた

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できる事なら、なるべくは飲みたくなかったり、早くやめたい睡眠薬。睡眠薬の基本的なお話しと、早く離脱するためのヒントをまとめています。

 

 

睡眠薬の基本的原理

「いったいいつまでこの薬を飲まなければいけないの?」
「いちど飲んでしまったら、抜けれなくなりそうで怖い。」

もし、あなたが睡眠薬と関わりを持っていたり、これから持つ場合、こんな悩みや不安があるのではないでしょうか?

悩みや不安を少しでも取り除くためには、その原理や仕組みを知っておくのがおすすめ。そこで、睡眠薬の基本的な原理を解説していきます。

植物や動物、人の体に存在する天然アミノ酸のひとつに”γーアミノ酪酸(ガンマ アミノらくさん)”というものがあります。

英語ではGamma Amino Butyric Acidとなり、その頭文字をとって、GABA(ギャバ)と言われるもの。

GABAは脳や脊髄内での”抑制性の神経伝達物質”として働いています。噛み砕いて言うと、ストレスを減らしたり、リラックスさせる役割。このGABAがそのまま商品名のチョコレートなんかもありますよね。

さて、睡眠薬の話しでなぜこのGABAが出てくるのかというと、実は睡眠薬はこのGABAの働きを強化する働きをしているから。

GABAが強化されると、催眠作用の他、抗不安作用も働きます。GABAのリラックスさせる役割がより働くのですね。

睡眠薬が根本治療とならないのもこの効果が理由。GABAの作用を助けはしても、不眠の原因には働きかけていない事が分かります。

 

睡眠薬の種類

依存性とか、治療とは別の用途で使われたりするような、マイナスイメージもある睡眠薬ですが、以前の薬とは異なり、比較的安全なタイプ「ベンゾジアゼピン系」と言われるものが主流となっています。

実際に病院で処方される睡眠薬は、あなたの不眠症のタイプによって、処方される薬が細かく分かれています。不眠症のタイプは以下のとおり。

昔より安全になったとはいえ、乱用する事で危険性もあるのが睡眠薬です。(※どの薬にも同様の事は言えます。)

ですので、医師の管理のもと必要以上の時間を服用しないように(効果がでないように)という基準で、薬の効果時間ごとに大きく4つに分類されています。

超短時間作用型 ~約4時間

薬を飲んでからの効果が出始め時間がかなり早めです。寝つきが悪い、入眠障害タイプの方に処方されます。

代表例:ハルシオン/マイスリー/アモバン

短時間作用型 ~約10時間

夜中に何度も目が覚める中途覚醒タイプの人に。

代表例:レンドルミン/リスミー/エバミール

中間作用型 ~約20時間

朝早くに目が覚めてしまう早期覚醒タイプの人に。

代表例:サイレース/ユーロジン/ベンザリン

長時間作用型 上記以上

起きた後も長くに渡って作用するため、睡眠薬よりも抗不安薬としての服用目的が強い。(うつ・精神安定等)

代表例:ダルメート/ソメリン/ドラール

 

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参考までに代表的な睡眠薬とその効果についてまとめています。

トリアゾラム

商品名が”ハルシオン”で知られる、超短時間型の代表的な睡眠薬。寝つきが悪い入眠障害に主に使用されます。短時間の睡眠作用で、翌日に作用が残る持越し効果(ハングオーバー)は、ほとんどあれません。

そのかわり、急にやめると反跳性不眠症に陥りやすく注意が必要。またグレープフルーツによって、その作用が強まるため、こちらも注意が必要です。

ゾルピデム

ベンソジアゼピン系ではない睡眠薬。非ベンゾジアゼピン系でイミタゾピリジン系の睡眠薬で”マイスリー“に代表されいます。

しかし、効果的にはベンゾジ系とほぼ同様のもので、反跳性不眠になりにくいのも特徴です。

ロルメタゼパム

エバミール”、”ロラメット”を代表する短時間型の睡眠薬。主に、夜中に何度も目が覚める中途覚醒タイプの方に使用されますまた肝臓障害のある方や、高齢者の方の投与に適しているようです。

フルニトラゼパム

サイレース”を代表とする睡眠薬。注射薬もあり、効果がよくある部類の薬ですが、筋弛緩作用や抗けいれん作用も強くあります。

中途覚醒や、早期覚醒の方にもよく用いられています。反跳性不眠症が少ないので、離脱しやすい薬です。

フルラゼパム

ダルメート”が代表。半減期が20時間以上もある超長時間型の睡眠薬。

抗不安作用が日中にも継続されるので、日中の不安感も解消されることが期待できます。しかし、昼間の眠気もかなり強くなるようです。

 

睡眠薬の副作用ってどんなもの?

睡眠薬に限らず、どんな薬でも必ず副作用は存在しているのですが、睡眠薬においては、 副作用に対するイメージが強いのはないでしょうか?

薬のタイプによっても変わりますが、一般的にいわれる睡眠薬の副作用には以下のようなものがあります。

  • 翌日の眠けや、脱力感、めまい等 (持越し効果と言います。)先ほどお話しした薬の効果時間が長いものほど持越し効果は起こりやすいです。
  • 筋弛緩作用がある。 筋肉に力が入らない状態。フラフラしてしまう。(GABAの強化作用によってリラックスしすぎるイメージ?)
  • 記憶障害。 ※用法容量を守らなかったり、アルコールとの同時摂取した場合。
  • 依存症がある。

特に、最後の依存症についてはなかなか厄介です。睡眠薬で眠る事以上に、依存してしまう事へのリスクを考えてしまいますよね?

 

睡眠薬を早くやめる方法ってあるの?

基本的には医師の用法用量を守っていれば、安全な睡眠薬ではありますが、長く服用していると、どうしても睡眠薬への耐性がついてきます。

そしてこの耐性がついて、依存している状態の時に、「もう薬なんていやだ!と、強制的にやめてしまうとカラダへの負担がかかり、余計に眠れなくなってしまう反跳性不眠”という別の不眠症にかかるリスクも…。

既に処方されている薬がある場合には、必ず医師と今の状態を相談したうえ、少しづつ量を減らしたり(漸減法)、1日服用の間隔をあけたり(隔日法)という方法で、あなたの体に無理がないように離れる事が理想。

自己判断で勝手に飲む事を辞めてしまうのは絶対にNGです。

 

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