寝る時は血圧が下がる理由・不眠症で上がる理由 

健常者であれば、睡眠中は血圧は低下し安定化するのが普通。でも、睡眠が足りていなかったり不眠症になると血圧は高くなってしまうケースがあります。

この「睡眠」と「血圧」の関係性・メカニズムについてまとめました。

 

睡眠中は血圧は下がるもの

寝ている時には、副交感神経が優位に働き血圧が低下するのは一般的です。

副交感神経はリラックス状態や睡眠前に働く神経。反するように興奮やストレス時に働くのが交感神経です。

交感神経優位の状態では、血液の流れが活発になるので体を動かす時にも、頭を使う時にも向いていますが、睡眠には適していません。

一方、副交感神経が働いている時は血液の流れも緩やか。必然的に血圧も下がりやすくなっています。

(※四肢に血液を送って放熱させ深部体温を下げる事で睡眠を促すので、巡りが良い事は大事。)

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不眠で血圧が上がる理由

不眠の理由は、ストレスや体内リズムの乱れ等様々なところからきていますが、共通ポイントとしては「睡眠中でも交感神経が優位(又は優位気味)になっている」場合がほとんどです。

交感神経は通常 起きている時に必要なタイミングで優位になるものであり…良く働いている時には、血液の流れも早くなっています。

つまり不眠の場合、寝ながらにしてまるで起きている時のような神経の状態となってしまい、結果的に血圧も日中同様、高くなっていると考えられます。

加齢で血圧が高くなるのは「血管が固くなりがち」という理由の他にも、加齢が原因の不眠も関係ているのかもしれません。

睡眠ホルモンであるメラトニンは、加齢とともに減少していくのが一般的。睡眠が浅くなったり、なんだか早く目覚めてしまったりなかなか寝付けないという事は、高齢になるほど誰にでも起こりえる事です。

睡眠の質の浅さは、そのまま交感神経優位の状態でもあるため、高齢者の睡眠時の血圧が高くなっていると言われ、夜間や早朝に 心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まる理由のひとつです。

高齢時に、睡眠が短くなるのは身体の構造上仕方のない事なのですが、「朝日をしっかり浴びる」事や、メラトニンの生成物質であるセロトニンを活発にするリズム運動(ウォーキング)等を行う事。

また、セロトニンの材料であるトリプトファンをサプリ等で補給すし、睡眠の質を高める事で「睡眠の短さ」を補う事ができます。

▶関連:夜ぐっすり眠れる方法は・寝れる体に変える2つの事をやるだけ

 

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