【睡眠】は【記憶力】と本当に関係ある?記憶が定着する時間帯

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by Lidyanne Aquino

記憶力を上げるためには、しっかり寝る事が大事とよく言われいますが、 睡眠によって脳の記憶力にどんな影響を与えるのでしょうか?

 

 

忘れないためにはよく寝るべし!

睡眠と記憶力の2つの関係性を知るためには、記憶のメカニズムを知っておくと分かりやすくなります。 記憶には以下の3つの段階があるようです。

  1. 情報を収集する
  2. 情報を固定化する
  3. 情報を引き出す

この3つの要素があり、この3つの能力(収集・固定化・引き出す)をうまくバランスをとりながら高める事で記憶力アップにつながります。情報収集と、情報を引き出すという作業は基本的には起きてる状態の時のみ行う事ですね?英単語を覚えるために、アプリでなんども復唱し(1・情報の収集)・・・英語テストでは、その覚えた内容を思い出しながら(情報を引き出す)がんばるわけです。

では、2番の情報を固定化する作業は、一見すると必死に暗記してる時に行っていそうな行動に思えます。 しかし、実はその固定化の作業こそが睡眠中に行われているとの事。

脳は身体全体の体積で言えば、ごく一部のものですが代謝エネルギーの20%も使っている働きものの部位。 日中はとにかく、情報の【収集-引き出す】作業に明け暮れているため、まとめに情報を整理する瞬間がありません。そのため、この溢れた情報を整理する時間が必要で、いわゆるその時間帯こそが睡眠中の時間です。

睡眠にはレム睡眠・ノンレム睡眠の2つの種類があり、それぞれの睡眠で記憶を整理し、記憶を定着(つまり固定化)させる役割をはたしています。睡眠は、昼間がんばってる脳を休息させながら溢れた情報を整理・インデックス化して次の日に備えるのです。

 

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記憶力が定着する時間帯

記憶は考え方によっていくつかの種類分けに分類されます。まずは大きく分けて2つの種類↓

  • 短期記憶 : すぐに忘れてしまう可能性の高い記憶
  • 長期記憶 : 普段の当たり前の事になる長期間忘れない記憶

短期記憶は繰り返す事で、長期記憶へと変わっていきます。 先ほどの英単語を覚える例がまさにそれ。 1回見ただけで覚える事ができるような特殊な人も世界には数人程度はいるでしょうが、ごくごく稀です。 繰り返し覚える事を繰り返すと、 睡眠中の脳の中で『これは、何度も繰り返されてる事だから重要なのでは?・・・長期記憶に変換しとこう。』のように解釈され(※イメージです)記憶が定着します。

記憶の内容によっても分ける事ができます。

  • 宣伝記憶 : 言葉として覚える記憶
  • 手続き記憶 :自転車の乗り方やスキーの滑り方等 体で覚える系のもの

 宣伝記憶はノンレム睡眠(熟睡状態の深い睡眠)で固定化されていて、 手続き記憶はレム睡眠 (体は休んでるけど脳はやや目覚めてる状態)の時に定着されているそう。

【ノンレム‐レム睡眠】 の周期はよく90分と言われますが、当然これは人によって差があり、 一概にどの時間が定着できるとは言い切れません。

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出典:https://www.medical-salon.co.jp/oshie/10kan-8.html

但し、ほとんどの場合上の図のように【ノンレム‐レム睡眠】の『深さ』は時間が進むにつれて浅くなっていくのが一般的。 しかもそれぞれのステージで、記憶する種類に微妙な違いがあります。 

  • 深いノンレム睡眠 ⇒ 嫌な記憶を消去
  • 浅いノンレム睡眠 ⇒ 手続き記憶の定着
  • レム睡眠 ⇒ 宣伝記憶の定着・インデックス(索引)作業

ですので、睡眠時間帯を意識する事よりも、【ノンレム‐レム睡眠】の周期を意識して 深い部分と浅い部分が両方必要であり、数セット繰り返す事こそが大事だと分かります。睡眠は最低6時間は必要と言われる所以もこの辺りからきていそうですね。

 

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