足がつって寝れない!簡単にできる3つの改善方法
夜中に急に足がつる激痛で目が覚めてしまったり、慢性化する痛みが苦痛でなかなか寝付けなくなってしまってる時。普段からできる「足がつる(こむら返り)」への対策方法をまとめました。
photo by Emilian Robert Vicol
アキレス腱のストレッチをする
夜中にこむら返りが起きてしまった時の対処法は、まずは激痛でどうにもならないはずなので、自分のラクな姿勢でひたすら我慢。そして、少し収まってきたら足のつま先を自分側に向けるようにゆっくりと逸らしていきます。
痛い場合は無理に行う必要はありませんが、つま先を自分と反対側に向けることだけは避けるべき。激痛の第二波へのスイッチとなるだけです。
このように、基本的にこむら返りの対処法は「つま先を自分側へと向ける」といういわゆるアキレス腱を伸ばすようなストレッチとなります。
いざ、なってしまった時に有効なのはもちろん、普段の生活の中でこの動き(ストレッチ)を繰り返す事で、こむろ返り予防とする事ができます。
血液の巡りを改善する
こむら返りの明確なメカニズムは分かっていないものの、定説としては「体内のミネラルバランスが乱れる事で、筋肉弛緩のスイッチがおかしくなる事」が原因のひとつとされています
激しい運動をした日の夜は、体内でミネラル不足になるために、こむら返りを起こしやすくなってしまうという事。
もともと筋肉量が少ない女性や、筋肉量が減ってくるお年寄りにこむら返りが多いのは、筋肉不足によって血液の巡りが悪くなり、必要なミネラル分が足元へ行き渡らないから…とも考えられているのです。
不足した筋肉量を戻すために、適度な運動が効果的なのはもちろん、お風呂にゆっくり入る事で血液の循環をよくする事も「足がつる」事を防ぐために有効な手段となります。
ちなみに、入浴は身体の深部体温の調整機能も果たすため、適度なタイミングで入る事で質の高い睡眠を確保するのにもとても有効。 足がつって眠れない!という状態であれば、睡眠のしやすさとこむら返り予防のダブルの効果があるおすすめの手段です。
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ビタミンとミネラルを補給する
既にお伝えしているとおり、体内のミネラル不足はこむら返りのきっかけになるとかんがえられています。そして、同じようにビタミン不足の場合でもこむら返りを起こしやすくなってしまいます。
ビタミン不足になると、筋肉や神経が興奮しやすくなりなかなか疲労回復ができなために、足がつりやすい状態となってしまいます。
こむら返り予防に「偏食をせずにバランスの良い食生活をする方が良い」と言われている根拠もこの部分にあります。
普段忙しくて、なかなかまともな食生活をおくる事ができない場合や、ビタミンやミネラル不足を感じているなら サプリメントを使って補給する方法もおすすめ。
あくまでも、しっかり3食の食事を摂りながら…という事は前提ですが、不足している栄養を手軽にプラスしていく事が可能です。また、ビタミン&ミネラルのサプリはベースサプリとも呼ばれています。
ベースサプリのおすすめは【「サプリ効かない!」と思う理由は3つの「勘違い」から】の記事を参考にしてみて下さい。
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