不眠に効く音楽・快眠CDの効果と眠れる音楽を選ぶポイント
この記事では「音楽が人に与える影響」と、「不眠症への改善につながるのかどうか?」という内容について紹介しています。
音楽が人へ与える影響
音楽を聴く事で様々な影響を受ける事ってありますよね?
失恋の時に聴いて癒されたり、心に染みるような曲。朝一番に聴いてテンションを上げるような曲。クラシックを聴いて優雅な気持ちになったり。ハワイアンミュージックを聞いてリゾート気分になったり…。
こんな風に、音楽が「気持ち」に影響したり、想像力を掻き立てたりする事は多いものです。
実際、「音楽の人への影響」を利用して様々な場面で活用されたりもしています。
昔からエクササイズを行っているジム等ではテンポの速い音楽が使われていました。
ここ最近では、暗闇の中で大音量の音楽をガンガンに流して、高負荷なトレーニングを行うジムも流行っていますよね。
また、ランニング中にも音楽を聴くのが良いとされています。
音楽を流しながら走る事によって疲労を感じにくく、運動効率を良くする効果が期待できます。スポーツ選手は自分の集中力を高めるために、音楽を活用したりもしてますね。
こういった「運動」の活用事例の他にも、音楽の効果を活かした事例が。
例えば「モーツァルト効果」が代表的で有名です。(モーツァルトのようなクラシックを聴くと頭が良くなると言われている。)
実際に頭がよくなるかどうかは諸説ありますが、何かしら影響を及ぼしていることは確かだと言われています。
このように「音楽は聞いて楽しむ」という基本的な部分以外にも、様々な分野で活用されている事が分かります。
音楽は不眠症に効果があるのか?
活用の幅が広い音楽ですが、不眠症に対しての効果はあるのでしょうか?
よく「快眠CD」といわれるようなものや、「アルファ波が出るCD!」等という、ちょっと眉唾ものの商品もありますよね。
この音楽と睡眠の関係は、人の脳波の仕組みを理解すると分かりやすくなります。
そもそも、人の脳は「電気信号」でやりとりをしているので、頭皮上で電極(端末)を使う事で脳波を記録する事が可能です。
脳波の中でも、アルファ波はリラックスしている時にでる脳波です。
ただ、実際のところ「音楽を使って人の脳からのアルファ波を誘導する」という事は、科学的根拠がほとんどありません。
よって音楽を聞くことは、アルファ波を誘導してリラックスさせるというより、リラックスしているから結果的にアルファ波がでるという順番が正しい経路です。
つまり、自分にとってリラックスできる音楽こそが”快眠CD”と言えます。
ちなみに「音楽療法」と呼ばれる分野も存在しています。
これは、高齢者や、引きこもりの児童のケアを目的とした代替医療で、音楽療法学会を中心にした資格も存在しています。
有名なのは、X Japnan のYOSHIKIさんで、もともと重度の不眠症を患っていた事から、自身の経験をもとに音楽療法の勉強をされていたようです。
不眠症の人、全員に効く音楽などというものは難しそうですが、音楽療法という分野からみても、ひとりひとりに合わせた音楽を活用することで、リラックス効果を高めたり、不安を取り除くという事は可能と言えます。
(実際、気分が落ち込んでいる時も、お気に入りの音楽を聞く事で気持ちを切り替えられた!という人も多いはず。)
不眠にいい音楽はどれがいい?
これまでの内容から「音楽が不眠症改善の特効薬」となる事は難しいと言えますが、入眠しやすくするための補助的な役割は果たしてくれそうです。
さすがに、ロック等のアップ店舗な曲は入眠を妨げると思いますので、スローテンポで落ち着くものが定番でおすすめ。
近年は、癒しをテーマにしたCDも数多く販売されていますが、波の音や、川のせせらぎ、など自然な音はリラックス効果も高いもの。
例えば、筆者は雨が降っている夜は、降っていない時に比べてかなり寝つきが良いので、雨音系の自然効果音CDはとても癒やされてすぐ眠れます。
また、実際の音楽を流す時は、リラックスしやすくするための「補助的存在」なので、集中して音楽を聴きすぎないように、かすかに聞こえる程度の音量がおすすめですよ。
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