ぐっすり寝れて深く睡眠できる短時間・HSP入浴方法
今回は、睡眠のきっかけや睡眠の質を高めるための入浴方法や関連情報についてまとめていきます。
ぬるめじゃない? 睡眠へ繋がる入浴方法
よくある、ぐっすり寝れるために行う入浴方法や、リラックス効果のある入浴方法としては半身浴が挙げられますよね?
まず断っておかなければならないのは、半身浴でゆっくりと温めのお風呂に入る事は睡眠へ非常に有効だという事。いきなりタイトルを否定するような事で恐縮なんですが…
半身浴が睡眠へ効果的な理由は、自立神経のうちリラックスさせる副交感神経に働きかけることと、体の奥の体温を上昇させ、体温の反復作用を利用して入眠しやすくなる効果があります。
このことを踏まえつつ、違ったアプローチで”寝れない”に効果的な入浴方法をご紹介。それが”ヒートショックプロテイン(HSP) 入浴法”です。
ヒートショックプロテイン(HSP)とは?
このHSP入浴方法を説明する前に、ヒートショックプロテインについて簡単にご説明しますね。
HSP(ヒートショックプロテイン)とは、さまざまな環境ストレスで増加し、そのストレスから細胞を防御するたんぱく質のこと。別名「ストレス防御たんぱく質」とも呼ばれている。HSPはストレスや病気で傷ついたたんぱく質を見つけ、正常な働きができるように修復してくれる。また修復不可能なものは分解する。
引用元:日経ウーマンオンライン
もう少し噛み砕いた説明はこちら
ヒートショックプロテイン(HSP)とは、傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質のこと。また、免疫細胞の働きを強化したり、乳酸の発生を遅らせるなどの力も持っています。つまり、カラダにとってはとてもありがたい存在で、HSPが増えることは、「カラダを元気にする」ことにつながっているのです。
引用元:はぴばず通信
つまり、ヒートショックプロテイン(HSP)とは、
- ストレスからカラダを守る。
- ストレスで傷んだたんぱく質を治す。
- 免疫を強くする。
といったところでしょうか。免疫を強くする、という部分から風邪や病気に身体が強くなるばかりか、ガンに対する耐性も強くすることができるそうです。そしてぜひ!注目してもらいたいのはHSPのストレスに対する耐性。
寝れない事とストレスはかなり密接な関係にあるのですがHSPのストレスに対する効能は、典型的なストレスの病気”うつ”に対してもその治療法にも使われるほど効果的であると言われています。
HSPを増やすことは、ストレスに対する耐性を上げ、結果的にストレスに悩まされず、リラックスして寝やすい状態を作れるとうわけです。
ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす入浴方法
いきなり結論から述べてしまってますが、HSPを増やすのに効果的な方法は入浴です。しかしその入浴方法にはちょっとしたコツが必要で、ある行ってのルールを守って入らないと増やすことができないのです。
では、その正しい方法を伝授しましょう。
まず、体温計で平熱を測ります。HSPは、体温が38度くらいまで上げ保温することによって体内で作られますが、もともと平熱が低い人が、いきなり38度まで体温を上げるのは難しいですし、身体にも余計な負担がかかってしまいます。ですからまずは自分の平熱を知り、平熱プラス1.5度アップを目差しましょう。
それから入浴前には、たっぷり水分をとって脱水を防ぐことも忘れずに。
お湯の温度は、40~42度くらいに設定。温度を上げすぎるのはNGです。この状態で、湯船に10分ほどつかっていると、自然に体温は1度ほど上昇します。そしてこのままさらに10分ほど入浴すればOK。体温が1.5度ほど高くなっていることを、舌下温(舌の下に体温計を入れて計測)で確認して終了です。入浴後は、部屋を適温にし、身体を冷やさないことも大切です。
引用元:はぴばす通信
まとめるとこのような内容です。
- 自分の平熱+1.5度の体温になるまで上昇させる(約38度)
- 40~42度で20分つかる。
- 自分の体温上昇を温度計でチェック
つまり熱の刺激(ストレス)をカラダに与えて、HSPを発生させるという仕組み。増えたHSPは持続性があるようなので、この入浴方法を行うのは週に2回ほどで十分に効果がある様子でした。
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